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忙しい

2010年11月06日

 丸山順子 at 18:00 | Comments(0) | 鍼灸師として
「忙しい」という字は「心を亡くす」と書く
という言葉がしょっちゅう心に浮かぶこの頃です。


何が忙しいのかというと、今までの治療院の仕事に加えて
それ以外の用事が増えてきたからです。
一番は娘が小学校高学年になり、
習い事の送り迎えをしなくてはならない日が多くなったこと。
(可愛い娘のためだから、しょうがありません。)
フリーペーパー「まぁるmam。」を作るようになって、
毎月の締切に追われるようになったこと。
(でも、これも楽しいんだ~♪)
お灸を教える講座を持つようになり、原稿づくりや準備があること。
(挑戦することはドキドキ。新鮮です!)
治療院に通ってくださっている不妊の方向けに、
新しい企画を考えていること。
(後日発表します。楽しみです♪)

好きで始めたことですが、締切が重なると大変です。
スケジュールをこなすことに精一杯で、
ひとつひとつに心をこめることができなくなります。
楽しみで始めたことなのに、
「ああ、心を亡くしそう・・・」とつぶやくこの頃(笑)

治療院に長く通ってくださっている女性に、
お灸をしながらそんな話をして、
「優先順位をつけなくちゃいけないんですよね~」
と私が言ったら、
「そうですよ。自分が一番、家族が二番、仕事は三番」
ときっぱりとおっしゃいました。

ハッ!としました。

私は、家族一番大切にし、仕事は二番に、、、
のつもりだったのです。
違いましたね。自分が一番です。

お話してくださった方は、癌の手術後に職場復帰し、
体のケアとしてお灸の治療を受けてくださっている方。
健康の大切さをとてもわかっている女性です。

家族を大切にするためにも、いい仕事をするためにも、
私自身が心身ともに健康でなくちゃいけません。

忙しい忙しいといっていると、心を亡くします。
一番亡くしてたのは、自分の体や心への思いやりでした。

彼女には、いつも教えていただいてばっかりです。


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