鍼灸師になるまでの道のり(3)
栄養士の資格を取ったものの、就職したのは普通の会社で、
事務の仕事をしていました。
当時は、OLと呼ばれ、職場の花と呼ばれ(時代を感じますなぁ~)
「お茶汲み」と呼ばれる仕事をしていました。
もともと虚弱な私でしたが、会社で仕事を何年もやっているうちに、
だんだん体調が悪くなってきたのです。
最初に悩んだのが冷え性でした。
特に夏場、オフィスはエアコンでキンキンに冷え、
銀行などに行くために外に行くと猛暑で汗がダラダラ。
1日数回これを繰り返しているうちに、
体のバランスはすっかり崩れてしまいました。
少しずつ体調が悪くなっていきました。
アトピー性皮膚炎で顔から首は湿疹だらけになりました。
赤いブツブツを隠すためにファンデーションは手放せず、
塗ったファンデーションはフケのようにポロポロはがれるし、
化粧水さえもしみるほどでした。
皮膚科に何件も行ったし、化粧品もいろいろ試しました。
一番効果があったのは、漢方薬だったのですが、
若かったので、1日3回食後に薬を飲むのが苦痛で、
続けることができませんでした。
生理痛も相当なひどさでした。
職場で生理痛になり、痛み止めの薬を飲んでも吐いてしまい、
痛みで動けなくなったあげくに、救急車で運ばれたこともあります。
そんな大げさな、と思わないでくださいね。
どのくらい痛かったかというと、私は出産の陣痛のときに、
「これなら生理痛より楽だわ」と思ったくらいです。
微熱も続いていました。
毎日毎日、37.2度ぐらいの熱があるのです。
常に風邪の引き始めのような体調です。
いつも不機嫌な顔をしていました。
「体調さえよければ笑えるのに」といつも思っていました。
職場を休む日が増えてきた頃、社長に言われました。
「ちゃんと病院に行って、治しなさい」
職場の近くの総合病院に行って検査をしました。
そこで医師に告げられたのは、
「よかったですね。どこも悪いところはないですよ。」
ちっともよくないです!
私を治してください~~~(涙)
入社して、7年目ぐらいのことだったと思います。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
つづきはこちら
http://bsp.naganoblog.jp/e267965.html
『鍼灸師になるまでの道のり』トップはこちらからどうぞ
http://bsp.naganoblog.jp/e267504.html
関連記事